鹿児島の「実り」を収穫！自然や文化、人々との体験交流を楽しむグリーン・ツーリズム

今回は、桜島地域では特産物のみかんを、喜入地域にあるグリーンファームでは季節の野菜を収穫し、松元地域の「農家民宿」に泊まりました。市内３つのスポットで鹿児島の実りと農家の方との交流をたっぷりと体験してきました！

グリーン・ツーリズムとは？普通の観光と何が違うの！？

旅行好きなら一度は聞いたことのある「グリーン・ツーリズム」という言葉。観光スポットを周遊する一般的な観光とは違い、農村や漁村に「滞在」しながら、地元の人の暮らしを体験する旅のスタイルです。果物や野菜の収穫やそば打ちなどの調理体験、農家民宿で楽しむ団らんなど、グリーン・ツーリズムの魅力は無限大！自然豊かな鹿児島は「グリーン・ツーリズム」を楽しむことができるうってつけの場所です。

桜島の特産物「みかん」を収穫してみよう！

錦江湾に浮かぶ桜島は、世界一小さいと言われる「桜島小みかん」で有名。桜島の南国らしい暖かな気候と水はけのよいシラス台地が柑橘類の栽培に向いているようです。桜島で採れるみかんにはいくつかの種類があり、時期や気候によって収穫時期がまちまち。今回は桜島で500本のみかんを栽培する𠮷原さんに教えてもらいながら、桜島小みかんよりも少し大きい「早生みかん（温州みかん）」の収穫にチャレンジします！

旬のみかんの「ずっしり感」にびっくり！

実の選び方やハサミの入れ方などを教えてもらったら収穫開始です。どのみかんもずっしりしていて食べごたえがありそう……なんて考えながら収穫していたら、いつの間にか収穫用の袋がパンパンに。あまりの重さに、思わず笑ってしまうほどです。「食べながら収穫してね」という言葉に甘えてみかんの皮をむくと、あたり一面に爽やかな香りが漂います。甘みも果汁もたっぷりで、いくらでも食べられそうです！

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吉原果樹園でみかん狩り

今回、お世話になったのは「吉原果樹園」。この道50年という𠮷原さん。美味しいみかんの見分け方も知り尽くしています。気さくにアドバイスしてくれるので、体験中はどんどん質問してみましょう！

かごしま市のグリーン・ツーリズムページで詳しく見る

気軽に「農業体験」するならグリーンファームがおすすめ！

鹿児島市の観光農業公園（グリーンファーム）では、旬の野菜が収穫できます。サツマイモやタマネギ、トマト、ナス、ブルーベリーなど、季節によって採れる野菜はさまざま。また、スイートコーンの炭火焼きやポテトチップスづくりなど、収穫した採れたての野菜をその場で味わう体験もできます。新鮮な野菜はみずみずしくて、素材本来の自然な甘みが口いっぱいに広がります。他にもピザやバームクーヘンなどの調理体験やトラクターの運転体験なども。気軽に農業体験を楽しめるのが魅力ですね！

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鹿児島市観光農業公園（グリーンファーム）豊かな自然の中でおもいっきり体験しよう！！

誰もが気軽にグリーン・ツーリズムを楽しめる体験型の観光施設です！豊かな緑に囲まれた約41.3haの広大な敷地には、体験用農地のほか農産物直売所や農園レストラン、バンガローがあるキャンプ場、約6,000㎡の芝生広場、約2㎞の自然遊歩道、遊具広場などの施設が充実！

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「まるで親戚の家に遊びに来たみたい」な農家民宿！

農家に泊まる「農家民宿」もグリーン・ツーリズムの醍醐味のひとつ。今回お世話になる「農家民宿きよちゃん」に到着後、オーナーの吉村さん夫妻と一緒に夕飯の準備を開始！ちなみに今夜のメニューは、採れたてホウレンソウの「常夜鍋」。採れたてのホウレンソウはエグみや渋みがなく、舌の上でとろけていきます。世間話や冗談を言い合いながら鍋をつついていると、まるで親戚の家に遊びに来たみたいな気分に！農家民宿のほかに「そば打ち工房」もしているという吉村さん。翌朝にはそば打ちやそば切りまで体験させてもらいました。

農家の気分をリアルに味わう、朝一番の「野菜収穫」！

そば打ち体験のあとは朝一番の野菜収穫です。ゴム長靴を履いて畑に入ると、気分はすっかり「農家」。吉村さんに「大根を抜くコツ」や「白菜の根本を切るコツ」などを教えてもらいながら収穫を手伝いました！ユニークな形をした大根や、両手で抱えるような大きな白菜など、お店ではめったに見かけない野菜に出会えるのも農家民宿ならではの経験です。