【Day2】
鹿児島の歴史と文化を堪能!タクシーで女子旅
着物を着て人力車で歴史散策をした後は、天文館でスイーツ食べ歩きの欲張りな女子旅。気になるバリアフリー情報も合わせて紹介します。
■モデル
・鹿児島在住の車いすユーザーと友人
■補足
・鹿児島市が令和3年12月に行ったユニバーサルツーリズムモニターツアーの内容を、モデルコースとして紹介するものです。かごしまバリアフリーツアーセンターが、事前にモデルの体調などのヒアリングや施設のバリアフリー調査を行った上で実施しています。
・スポットごとに複数の画像(ドア幅や段差情報あり)を掲載していますので、画像右側の矢印をクリックしてご覧ください。
【きもの数寄 美々】憧れの大島紬を着て散策の準備万端
2日目の始まりは、鹿児島中央駅近くのホテルから福祉タクシーに乗り込み10分。照国神社近にある着物の着付け屋さんへ到着です。オーナーは車いすや寝たきりの方の着付けができる資格をお持ちだそう。車いすに乗ったまま上下に分かれた襦袢を着せてもらい、一旦椅子に移った後、着物を広げた車いすに再び移乗し、全体を整えていきます。車いす用にアレンジした着物ではなく一般的な着物を使用するため、数ある着物から好きなものを選べるのも嬉しいポイント。せっかくだからとのことで、鹿児島の伝統工芸品である大島紬を選びました。お二人ともとってもお似合いですね!車いすに触れる背中が苦しくならないよう、前に結んだ帯もとても素敵です。
【人力俥 揚羽家】気持ちの良い歴史を感じる道を優雅に散策
着物の写真撮影が終わったら、迎えに来てくれた人力車へ。西郷銅像前から御楼門までを1時間かけてのんびり散策します。鹿児島生まれの車夫はお話し上手。コミュニケーションを取りながら楽しく歴史を語ってくれるので、お二人の明るい笑い声が絶えません。人力車が映える写真スポットも教えてくれますよ。今回は、念のために車いすを人力車の後ろに積んで行きました。お洋服の場合は、次の目的地で下してもらうこともできますね。
【いちにぃさん】黒豚のランチ
着物を返却して天文館へ移動します。ランチはやっぱり黒豚!お出汁との相性も抜群です。
【薩摩蒸気屋 菓々子横丁】天文館でスイーツ食べ歩き①
アーケードで続く商店街をぶらぶら。すぐ近くのお土産屋さんに入ると、バターの良い香りが!店内奥で焼いている焼きどうなつの出来立てをいただきます。休憩しやすいスペースもありますよ。
【ブックカフェみなみ風/フェスティバロ】天文館でスイーツ食べ歩き②
続いて、さつまいものスイーツを求めて移動します。フェスティバロの2階では、なんと焼きたてのラブリーが食べられるのです。ここだけの限定メニューとのことで、またも別腹でペロリ。
【お茶の美老園 】天文館でスイーツ食べ歩き③
最後は、お茶屋さんでお土産を購入。お茶のドリンクや抹茶ソフトクリームもあるので、休憩にもぴったりですね。
「かごしまバリアフリーツアーセンター」へお気軽にお問合せください
今回訪問した全てのスポットの事前の調査や調整を行った「かごしまバリアフリーツアーセンター」では、鹿児島へお越しになる車いすをご利用の方、ご高齢により歩行に自信のない方、介護が必要な方、小さなお子様連れの方へバリアフリー情報を中心とした情報発信を行なっています。お気軽にご相談ください。