【Day2】
桜島と錦江湾をアクティブに攻める!マイカーで親子ドライブ
意外な桜島の絶景スポットや、錦江湾の恵みを楽しみながら味わえる寿司づくり体験など盛りだくさん!気になるバリアフリー情報も合わせて紹介します。
■モデル
・鹿児島在住の車いすアスリートと息子さん
■補足
・鹿児島市が令和3年11月に行ったユニバーサルツーリズムモニターツアーの内容を、モデルコースとして紹介するものです。かごしまバリアフリーツアーセンターが、事前にモデルの体調などのヒアリングや施設のバリアフリー調査を行った上で実施しています。
・スポットごとに複数の画像(ドア幅や段差情報あり)を掲載していますので、画像右端の矢印をクリックしてご覧ください。
【交通局資料展示室】市電の歴史を振り返る!桜島の眺めも最高
2日目の最初の目的地は、天文館のホテルから車で10分程の鹿児島市交通局。こちらの3階は、市電好きはもちろんお子様から大人まで楽しめる場所なんです。高麗町にあった旧交通局のジオラマや運転手気分を味わえる展示物、昔懐かしい市電の写真など、時間が経つのを忘れて見入ってしまいます。1階では、ここでしか買えないグッズ販売も。電車が大好きというモデルさんは「市電の低床電車は約20分おきに走行しているので便利。一日乗車券を使って気ままな鉄旅をしたいですね。」と次の旅に想いを馳せていました。再びマイカーに乗り込み、南に20分程移動します。
【奄美の里】車いすに優しく美しい庭園を散策
奄美の風を感じながら庭園を散策。バリアフリーに配慮された庭園とあって舗装された通路は段差が少なく、傾斜がある一部の通路のみ息子さんに車いすを押してもらい、スムーズに移動できました。鯉やカモが泳ぐ池を見ながら、のんびりとした心安らぐひと時でした。春から秋にかけては、お花が美しく咲き誇るそう。季節ごとに楽しめますね。
【草木染め体験/奄美の里】オリジナルハンカチやストールづくり
庭園内にある染色工場で、ハンカチの草木染めを体験します。染料となる福木は、奄美から持ってきているそう。様々な柄が作れますが、スタッフさんに丁寧に教えてもらいながらデザインを決定。あっという間に美しい黄色に染め上がりました。元気がでる明るい色合いと世界でたった一つだけの柄に大満足!今回の旅のお留守番をしているご家族のお土産にされるそうです。
【奄美の里】心遣いを感じる快適トイレ空間!
庭園の見学受付でお勧めされるのが、なんと庭園内にあるお手洗い。「お手洗いを紹介するのも恐縮ですが、是非行かれてみてください」とのスタッフさんの言葉を信じて覗いてみると、納得の素敵トイレが!お庭が見えるエレガントなお手洗いは、冷暖房完備。お庭からトイレ内は見えないように設計されているのでご安心を。
また、館内には性別やお身体の状態を問わず使用しやすい「だれでもトイレ」があります。スタッフさんがジェンダーに関する研修を受けた後に改名されたそうです。お客様に寄り添うスタッフさんの気持ちが伝わりますね。
【寿司学校】職人になりきり!錦江湾の幸を味わう
車で20分程移動し、旅の締めくくりのとっておきのランチへ。畳の個室に入ったら、まずはハッピを着て寿司職人に変身。本格的なシチュエーションにモデルさんのテンションはマックス!そして、先生のリズミカルなレクチャーにより、賑やかにお寿司を握ります。モデルさんは、とっても上手にできたお寿司にご満悦。あたたかい天ぷらとうどんと一緒にいただきます。先生によると、お魚の一部は錦江湾でとれたもの、またすし飯は秘密の配合の寿司酢でこだわって作っているそう。そして、最後に先生から名前入りの終了証書を授与され、優秀な成績で寿司学校を卒業!思わず自慢したくなる体験です。