薩英戦争(天保山)砲台跡 さつえいせんそう(てんぽざん)ほうだいあと

幕末に異国船に備えて設置された砲台

天保山は、甲突川の川底をさらえた砂によってできたところです。薩摩藩では、第27代当主島津斉興の頃から次の斉彬の時代にかけて、祗園之洲、弁天波止場、新波止、大門口、鳥島、袴腰、沖小島と次々に砲台を築き、外国から国を守る準備をしました。
この天保山には、嘉永3(1850)年、砲台が設けられ、十一門の大砲が置かれました。文久3(1863)年の薩英戦争では、7月2日正午、この砲台が火ぶたを切りました。今では、天保山公園内に砲台の台座の一部が残っており、史跡として昭和49(1974)年市の文化財に指定されました。
(出典:「鹿児島市の史跡めぐりガイドブック-四訂版-」鹿児島市教育委員会・平成11年3月発行)


エリア
鴨池
カテゴリー
歴史・史跡

基本情報

住所 〒890-0061 鹿児島県鹿児島市天保山町
アクセス ・鹿児島中央駅から市営バス16番線「共月亭」下車 徒歩約1分
・鹿児島中央駅から車で約15分
関連リンク 特集記事「明治維新、西郷と大久保の足跡をたどる」

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