石仏十三体 いしぼとけじゅうさんたい

弘法大師の徳を慕う観音講の人々が建立した尊像

「遠い鹿児島の地で、大師様の教えにあやかりたい」
弘法大師の徳を慕う鹿児島市内の観音講の人々が、四国88ケ所巡礼になぞらえ、大師の尊像88体を伊敷の梅ヶ淵や谷山の慈眼寺、それにこの城山などの史跡や古刹跡に建立しました。
弘法大師(空海)は、平安時代初期、中国から密教を学び、日本仏教(真言宗)の租と仰がれ、多くの信仰を集めています。
四国遍路もその信仰のひとつで、昔、大師が阿波、土佐、伊予、讃岐の4国を地獄、餓鬼、畜生、修羅の4悪趣に置き換え、ここに88の煩悩に因む88ケ所の霊場を開いたという言伝えで始まったものです。
この霊場めぐりに欠かせない「同行二人」と言う言葉は、「常に私(大師)はお前(新者)と一緒にいるから心を安じて行ないを正せ」という意味です。
城山には、1928年につくられた88体の石仏のうち13体が安置されています。


エリア
城山
カテゴリー
歴史・史跡

基本情報

住所 〒892-0853 鹿児島県鹿児島市城山町
アクセス カゴシマシティビュー「西郷洞窟前」下車徒歩約3分

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